療育、始めてみてどうだった?不安・孤独・変化…ひとりで抱えていたあの頃の話

凸凹育児(発達グレーゾーン)

「考えすぎじゃない?」そう言われるたびに、少しずつ自信をなくしていた。それでも、目の前の息子が困っているのは確かだった。悩んで選んだ療育のこと、あの頃の気持ちとともに正直に話してみようと思う。


周りに、同じ境遇の人がいなかった

療育に通い始める前、まわりに療育に通っている子は誰もいなかった。

いなかったというか、知らなかっただけかもしれない。でも当時はそんなこともわからなくて、「うちだけなのかな」という感覚がずっとあった。

そして何より辛かったのが、親世代に理解されなかったこと。

自分の親にも、夫の親にも、話してもなかなか伝わらない。発達障害とか療育とか、親たちが子育てをしていた時代にはそういう概念自体がほとんどなかったから、仕方ないとは思う。

でも「考えすぎじゃないの?」「男の子なんてそんなもんでしょ」「そこまでやる必要ある?」と言われるたびに、じわじわ堪えた。


「考えすぎ」と言われながら、息子は困っていた

周りは考えすぎと言う。でも目の前の息子は、明らかに困っていた。

そのギャップがずっとしんどかった。

「私の見方がおかしいのかな」「気にしすぎなのかな」。そう思おうとしても、やっぱり思えなかった。だって実際に、息子が困っている場面を毎日見ていたから。

療育は早いほうがいいとも聞く。でも周りは考えすぎと言う。どっちを信じればいいのか、しばらく答えが出なかった。


「やってみて、合わなければ別の方法を」と決めた

悩んで、悩んで、出した結論はシンプルだった。

やってみるしかない。

母として、今できることをやる。合わなかったら別の方法を試せばいい。それだけのことだった。

「正しい選択をしなきゃ」から「まず動いてみる」に切り替えたとき、少し気持ちが楽になった気がする。


最初は「通うこと」だけで精一杯だった

いざ通い始めると、今度は慣れるだけで消耗した。

送り迎えのスケジュール、先生への伝え方、他の保護者との関わり方。「ちゃんとやらなきゃ」って気が張って、最初からスッキリした気持ちにはならなかった。

子どもも親も、この新しい生活リズムに慣れるまでが本当に大変だった。療育の先生とのやり取りも最初は緊張するし、「うまく伝えられたかな」「あのことも言ったほうがいいのかな?」「なんでも相談しすぎかな?」って帰り道にぐるぐる考えてしまうこともあった。

しばらくの間は、帰宅後に親子でぐったり。それが毎週、平日毎日続く。それだけでもう、十分がんばってたと思う。


変化は、じわじわくる

療育の効果って、ドラマみたいに劇的には来ない。

「あれ、最近あの場面で癇癪にならなかったな」とか「前よりちょっと待てるようになった気がする」とか、気づいたら変わってた、みたいな感じ。

変化に気づくのって、しばらく経ってから振り返ったときが多い。渦中にいるとなかなか見えないから、「効いてるのかな?」って不安になる時期が最初の数ヶ月にある。そこは覚悟しておいて損はないと思う。


正解のルートなんてない

よく「早期療育が大事」って言われるけど、焦らなくていい。

療育の種類も頻度も、合う合わないがある。最初のところが合わなくて変えた、なんていうのも全然あること。療育の事業所だってたくさんあって、それぞれ特色あって…。スッタフとの人や周りの子との相性もある。

「もっと早く始めれば」「もっといい療育があったかも」って後悔や比較をしやすい世界だけど、今できる選択をしている時点で、十分やってると思う。


読んでよかった本

療育を始めた頃、「何から手をつければいいかわからない」という状態だったとき、助けられた本を2冊紹介。


【送料無料】発達障害・グレーゾーンの子がグーンと伸びた声かけ・接し方大全 イライラ・不安・パニックを減らす100のスキル/小嶋悠紀/かなしろにゃんこ。

マンガでわかる!発達障害とグレーゾーンの人が見ている世界大全

並走してるつもりで書いてる

うちの子も療育に通ってる。正直、まだ答えは出てない。

こうすれば大丈夫、というゴールを提示できるわけじゃない。同じように迷いながら進んでいる。

ただ、「こういうことあったな」「こう乗り越えたな」っていう話が、誰かの「あ、そういうもんか」につながれば、と思ってブログを書いてる。

療育を始めたばかりのあなたへ。

焦らなくていい。迷っていい。完璧にやらなくていい。

一緒に、ぼちぼちやっていこう。

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