「あと5分で出発だよ」
そう言っても、ピンとこない顔で遊び続ける我が子……うちだけじゃないはず。
次男は時間の感覚をつかむのが苦手なタイプ。「あと5分」と言われても、それがどれくらいの長さなのか実感できない。だから何度も同じことを言うはめになっていた。
最初は時計にシールを貼ったり、スケジュール表を作ったり、いろいろ試した。今回はその試行錯誤の過程と、最終的に見つけた「ビジュアルタイマー」という解決策、そして今では朝以外の場面でも手放せなくなった活用法を紹介。
最初の工夫①:時計にシールを貼ってみた
最初に試したのは、時計の文字盤にシールを貼る方法。
「長い針がこのシールのところまできたら終わりね」と伝えて、時計を見ながら時間の感覚を掴んでもらおうとした。
理屈としては悪くなかったんだけど、実際にやってみると次男にとってはハードルが高かった。
うまくいかなかった理由
- 時計の文字盤の中から目的のシールを探すのに時間がかかる
- 「今の針の位置」と「シールの位置」を見比べて理解するのが難しい
時計を読むこと自体がまだ次男には難易度が高くて、シールを目印にしても、結局「今どれくらい時間が残ってるの?」が直感的にわからないままだった。
最初の工夫②:アニメの時間を出発の目安にしてみた
次に試したのが、朝のNHKを目安にする方法。
「〇〇のアニメが始まったら出発の時間だよ」と伝えて、テレビ番組をきっかけにする作戦。アニメのタイトルや始まりは次男にとって覚えやすかったので、これは結構良さそうな手応えだった。
でも、ここにも落とし穴があった
うまくいっていたのは最初だけ。アニメに見入ってしまって、出発できないという新しい問題が出てきた。
「出発の合図」にしていたはずのアニメが、逆に出発の最大の敵になってしまった。時間の目安にはなったけど、肝心の「行動を切り替える」ところでブレーキがかかってしまう結果に。
最初の工夫③:スケジュール表+時計イラストを作ってみた
次に試したのが、やることをイラストと文字で書いたスケジュール表。
横に時計のイラストもつけて、「このスケジュールのときは、時計がこの形になってるよ」と伝える形にした。
これも理屈としては良さそうだったけど、結果は似たような壁にぶつかった。
ここでもうまくいかなかった理由
スケジュール表と、実際の時計を見比べるのが難しい。次男にとっては、2つの違う情報(スケジュール表のイラストと、時計の針の位置)を同時に処理して比較するのが、想像以上に負担が大きかったみたい。
「時間がわかるようにしてあげたい」という気持ちで工夫したつもりが、逆に情報量が増えて余計にわかりにくくなっていたのかもしれない。
解決策:ビジュアルタイマーで「ただ見るだけ」にする
そこで行き着いたのが、ビジュアルタイマー。
残り時間を色や面積で表示してくれるタイマーで、赤い部分がどんどん減っていく様子が一目でわかる。
これまでの「シールを探す」「時計とスケジュール表を見比べる」という複数のステップが必要だった工夫と違って、ビジュアルタイマーはただ見るだけで残り時間がわかる。次男にとって、この「シンプルさ」が一番合っていたみたい。
「あと5分」という言葉だけでは伝わらなかったことが、赤い部分が減っていくという視覚情報に変えるだけで、ぐっと伝わりやすくなった。
朝だけじゃなかった!広がった使い道
最初は朝の出発前に使っていたビジュアルタイマーだったけど、気づけばいろんな場面で手放せないアイテムになっていた。
今使っている場面
- ゲームの時間の区切り:「あと何分でゲーム終わり」がひと目でわかる
- テレビやおもちゃの交代時間:兄弟で順番に使うときの目印に
- YouTubeの時間制限:残り時間が見えることで、気持ちの切り替えがしやすくなった
特にYouTubeやゲームの時間管理は、終わる時間を口で説明するだけだと揉めやすい場面。でも残り時間が視覚的に見えていると、本人も「あとちょっとだから終わろう」と自分で納得できる様子が増えた。
「終わりにして」と急に言われるより、残り時間がじわじわ減っていくのを見ながら心の準備ができることが、次男にはすごく合っていたみたい。
おすすめグッズ
ビジュアルタイマー
残り時間が色で見えるタイプ。アラーム機能つきのものなら、見るだけでなく音でも知らせてくれる。

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砂時計
電池不要で、見た目もかわいいので子どもが興味を持ちやすい。短い時間(5分以内)の目安に向いている。
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ビジュアルタイマーと砂時計、どっちがいい?
| ビジュアルタイマー | 砂時計 | |
|---|---|---|
| 時間の長さ | 自由に設定できる | 決まった時間のみ(5分・15分など) |
| アラーム機能 | あり(音で知らせてくれる) | なし |
| 持ち運び | しやすい | やや割れ物として注意 |
| 価格 | 数百円〜数千円 | 数百円〜 |
「音でも知らせてほしい」「いろんな場面で使いたい」なら断然ビジュアルタイマー。「見た目がかわいくて、短時間の目安だけでいい」なら砂時計、という使い分けがおすすめ。
まとめ
- 「あと5分」という言葉だけでは伝わらない子がいる
- 時計にシールを貼る、スケジュール表を作るなど工夫してみたが、情報を見比べる作業自体が負担になっていた
- ビジュアルタイマーはただ見るだけで残り時間がわかるシンプルさが合っていた
- 朝だけでなく、ゲーム・テレビ・YouTubeなど多くの場面で使えるようになった

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時間の感覚は、言葉で教えるよりも目で見て感じてもらうほうがうまくいくことがあります。いろいろ試したからこそ見つかった工夫が、同じように悩んでいる方の参考になればうれしい






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