気づくといない。
見つけると、だいたい下を見ている。
最近の長男は、石に夢中。
石に夢中な長男の日常
長男が最近ハマっているのは、石。
拾ってきた石をこすって、磨いて。
ザラザラだった表面が、少しずつなめらかになっていくのが楽しいらしい。
気づけばいない。
庭に出て、石探し。
一緒に出かけても、ずっと下を見ている。
完全に“宝探しモード”。
「大発見!」土器事件
実家に行ったときも、またいなくなった。
30分、40分してから、
「お母さん、大発見!」
と戻ってきた。
どうやら「土器」を見つけたらしい。
「ちょっと調べて。これ、〇〇時代のやつやと思う」
目はキラキラ。
でも、見せてもらった破片は——
どう見ても、割れた植木鉢か食器。
たぶん、おばあちゃんが庭の隅に置いていたもの。
思い込みと一直線な気持ち
「これ、土器じゃなくて食器じゃない?」
そう聞いてみたけど、
「いや、土器やと思うから一回見てほしい」
と、まっすぐな返事。
そしてこのあとが、少し大変で。
「見て」
「今見て」
「これ絶対そうやと思う」
相手が動くまで、何度も伝え続ける。
ADHDの特性と困りごと
うちの長男は、ADHDで不注意の特性が強め。
知識はたくさんあって、興味を持つと一気に集中する。
でも「こうかも」と思った瞬間、
頭の中で答えがほぼ決まって、そのまま一直線に進んでいくことがある。
今回の「土器かも」も、きっとそう。
知っている知識と目の前のものがつながって、
ひとつのストーリーができあがる。
その“発見”をどうしても今すぐ伝えたくて、
周りが何をしているかよりも、
「今これを見てほしい」という気持ちが強くなる。
伝えたい気持ちはすごく分かる。
でも、正直、手が止まることも多い。
「ちょっと待ってね」と言っても、
“今じゃないとダメ”な気持ちはなかなか止まらなくて、
やりとりが長くなることもある。
大発見の結末
結局、おばあちゃんに確認。
「あー、それ、植木鉢かなんかやと思う」
その一言で、大発見は終了。
さっきまでのキラキラした顔が、少しだけしぼむ。
それでも、
「そっか…」
と受け止めている姿を見て、少しほっとする。
少し前までは自分の思った通りの結果じゃないときは切り替えれなくてずっと怒った。
研究していそうな大学におくろう!テレビ局に大発見って連絡送ってみよう!って諦めきれないこともあった。
次にハマったのは鉱石
最近は、珍しく「本屋に行きたい」と言い出した。
向かったのは漫画や図鑑コーナーじゃなくて、鉱石について雑誌・ムック本のコーナー。
キットを見つけて、じっくり選んでいる。
なかなかいいお値段。
もうすぐできる自分の部屋に、何を飾るかも考えているみたいで。
少し前までは、
「サメの模型がほしい」
「サメの骨格を飾りたい」
と言っていたのに、今は石。

これ僕の部屋に飾ろうかな。

サメの顎 鮫のあご 標本 約10-12cm 1個
庭の砂利も宝物に見える世界
うちは新築で家を建てて、もうすぐ10年。
庭にあるのは、よくある砂利。
特別な石があるわけじゃない。
それでも長男はしゃがみこんで、
「これ、水晶かな」
「これ、なんとかっていう鉱石かも」
と、ひとりでつぶやいている。
正直、
「それ、砂利だし…」
と思うこともある。
でも、すごく楽しそうで。
見つけて、考えて、想像して。
その時間が嬉しそうだから、
今は何も言わずに、そのまま様子を見ている。
ちょっと困る、でも大事にしたい
思い込んで一直線になることは、時々困る。
周りが見えなくなることもある。
それでも、
あの「大発見!」の顔を見ていると、
そのまま伸ばしてあげたい気持ちもある。
大人の目にはただの石でも、
子どもの目には、まだ名前のついていない何かに見えているのかもしれない。
そして今日も長男は、
下を見ながら歩いている。
次の“大発見”を探しながら。

石って色んな種類あって面白い。
勉強にもなるし、これ飾ろうかな

Eiuuioj 100種類の天然鉱物標本の組み合わせフォトフレーム装飾品 科学子供への贈り物
今の愛読書はこちら。
図鑑NEO_科学の実験_岩石・鉱石・化石_2冊セット






コメント