✏️ はじめに
10月は長男の療育の計画書を更新する時期。先生との面談で、長男の「課題」と「新しい気づき」をもらう時間になった。
毎日一緒に過ごしてるからこそ、気づけない部分もあるんだなぁと実感。今日は、その面談で見えてきた長男のことを書いてみる。
🎯 面談で出た長男の目標
先生から出た目標は大きく3つ。
- 相手の立場になって考え、行動できる
- 声をかけられたらすぐに返事をして、相手と目を合わせて挨拶や会話をする
- 周囲の状況をみて行動をコントロールできる
さらに「物の管理が苦手」という課題もあるけど、まずは上の3つをメインに取り組み、管理の部分は声かけでフォローしていく感じで進めていくそう。
どれも家庭で困っていることばかり。
例えば、誰かが失敗したり悔しい思いをしている時に「あーぁ」「やっちまったな」と追い打ちをかけるようなことを言ったり。本人はツッコミや漫才のマネをしているつもりなんだけど、相手からすると傷つくこともある。
私が兄弟を怒っている時に「怒りすぎはよくない、老けるよ」なんて言ってきたりも。去年の懇談でも「相手を傷つける意図はないけど、タイミング悪く今それ言ったらダメっていうことを言ってしまう」と言われたことがあった。だから今回の療育の計画にも、保護者からの要望として入れてもらった。
📄 反応の無さと管理の苦手さ
学校から持ち帰るプリントはランドセルの奥でぐちゃぐちゃ。声をかけても「うん」「わかった」みたいな返事が返ってこないことも多い。
顔がこっちに向いたり、何かしらのリアクションがほしいけど反応がない。理解はしてるんだと思うけど、周りからすると「無視?」って思われても仕方ない。
ちなみにうちでは夫とよくトラブルになる。聞こえてないと思うのか夫も大声になってきて、その大声に長男が嫌そうな顔をして…悪循環💦
外でもこういうのが積み重なると、他の子とのトラブルのきっかけになりそうで心配。
😲 驚いた「断れない一面」
そして今回、初めて知った長男の一面があった。
先生いわく、**長男は「断るのが苦手」**らしい。
びっくりした。だって家では弟から「ゲーム手伝って」ってお願いされても「いや」「無理」「やりたくない!」と即答してるから。むしろ断るの得意やん、と思ってた。
でも外では違うらしい。友達からきつめに言われても「あはは」と笑って流してしまう。先生も「本当に嫌じゃないのか、大人からは分かりにくい」と言っていた。
🎭 家と外で違う顔
家では自己主張が強めなのに、外では他の人から見たら「それ嫌じゃない?」って思うような場面でも「あはは」と笑ってるらしい。
大人が思わず「言い過ぎ」「やり過ぎ」と仲裁に入ることもしばしばあるそう。このギャップには正直びっくりした。
今は先生や大人がそばで見てくれてるから安心だけど、このまま「長男はいじられても怒らない」「何をしても大丈夫」って思われて、長男がつらい思いをしそうで心配…先生もそう感じているらしい。私も知らなかった一面で不安になった。
💭 親としての心配と期待
場を壊さずに過ごせるのは長男の強み。トラブルを避けられるのはすごいこと。穏やかに受け流して本人が辛くないならいいんだけど、その裏で小さな「いやだ」「やめてほしい」が隠れていたら…。
今は思春期で反抗期。家で学校や友達の話も少なくなってきたから、変化に気づけるかどうか心配。だからこれからは家での様子をよく見て、小さなサインを見逃さないようにしたい。
笑ってる顔の奥にある本音を出せるようになったら、人間関係ももっと楽になるはず。
🌱 まとめ
今回の面談で、家だけじゃ気づけなかった長男の姿を知れた。療育や先生の存在があるからこそ、客観的な視点をもらえてありがたい。
家では「わがまま」に見える部分が、外では「我慢」に変わってるのかもしれない。そのギャップに気づけたのは大きかった。
子どもの課題に目が行きがちだけど、その中から強みや成長が見えてくることもある。今回の気づきをヒントに、長男が少しでも生きやすくなるように、声をかけたり見守っていきたい。
子どもって、外では一生懸命がんばっていて、家では安心して素の自分を出してるのかもしれないなぁと感じた。
親としては「なんで家と外でこんなに違うの?」って不安になるけど、それも子どもなりの成長のかたち。
この記事を読んでくれた方も
もし同じように「家と外のギャップ」に戸惑った経験があったら、ぜひ教えてください☺
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