発達グレーな長男が小児精神科を受診するまで

凸凹育児(発達グレーゾーン)

発達グレーな長男が小児精神科を受診するまで、実はけっこう長い道のりだった。

きっかけは「足がムズムズする」って本人のひとこと。調べて、試して、それでもダメで…ようやく受診に踏み切ったら、病院探しがひと苦労!

正直、動くまでに親としてのメンタル的なハードルが高かった。 「精神科にいく」ってなんだか未知数。 そして義母たちに「えっ、そこまでするん?」って言われた。なんだか、「やりすぎじゃない?」とう言う空気も勝手に感じてしまった。

うーんでも本人が困っているし、改善してあげたい、そう思って受診を決めた。

今回は、そんな我が家のリアルな“受診までのドタバタ”を記録しておこうと思う。

■ きっかけは、長男の「足がムズムズする」発言

ある日、長男が突然言いました。
「足がムズムズする。どうしたらいい?」

えっ?なんだろうそれ…?と私も戸惑い。調べてたどり着いたのが「ムズムズ脚症候群」でした。
原因は、神経伝達物質の異常、鉄分不足、カフェインなどいろいろ。

家でできることからやってみようと、

  • 鉄分サプリを買ってみる
  • カフェイン(好きなコーヒーミルク)を控えてみる

など試行錯誤。
それでも本人は「まだムズムズする」と言うので、いよいよ受診を考えはじめました。


■ どの科にかかればいいの?迷走のはじまり

小児科?内科?それとも小児精神科?

療育先の先生にも相談して、「小児精神科がよいのでは」とのアドバイスをもらい、
隣の市で見つけた病院に電話。

でも…
✅ 決まった曜日しか受付していない
✅ ようやく繋がって経過を話した最後に「小2までしか診てません」と言われる

「もっと早く言ってよ〜!」と心の中で叫びつつ、また検索の日々へ。


■ 次に見つけた病院は…遠い!しかも手順が複雑!

車で1時間ほどかかる場所にある病院。
でも、小児精神科があるだけありがたい。

診察までの流れはこんな感じ👇

  1. ホームページから診察依頼のメールを送信
  2. 約3ヶ月後に「受診可能」の返事が来る
  3. その後、診察までにさらに1ヶ月
  4. 事前に発達検査の結果も郵送

…と、なかなかの長期戦でした。


■ ようやく診察日当日!…のはずが!?

ついに受診の日。
私と長男、2人で病院へ。

受付後、まずは母(私)だけが呼ばれ、ソーシャルワーカーによる聞き取り。
母子手帳を見ながら、赤ちゃんの頃から今までの成長を丁寧に確認されました。

その後、親子で診察室へ。
先生が長男にいろいろと質問してくれて、私は口を出さないよう見守り。

すると本題の「足のムズムズ」について聞かれた長男、こう言いました。

「もう大丈夫。解決方法見つけたから。」

…えっ!? 初耳なんですけど!?(心の声)

聞けば、ムズムズしてきたら
「足を動かしたりマッサージしたらおさまる」とのこと。

思わず「じゃあここまで来た意味……」と遠い目になりつつも、先生は長男の様子を丁寧に観察してくれました。


■ そして、また発達検査へ

先生が「発達検査をしましょう」と判断してくれて、臨床心理士さんに引き継ぎ。
長男はそのまま検査へ。私は1時間ちょっと待合室で待機。

途中で「喉乾いた」と水筒を取りに来たりしつつも、最後まで頑張りました。

検査が終わると、次回の予約を1ヶ月後に取り、その日は終了。


✽まとめ|たどり着くまでがすでにひと山

病院探しから受診まで、長かった…。
やっと診てもらえたけど、本人が「もう大丈夫」と言ってしまったり、思わぬ展開も多々。

でも、「やっぱり心配だから一度診てもらいたい」と思った親としての気持ちは、やっぱり大切だったと思う。

次回の診察の話はまた別記事で。
わが家の“発達グレーゾーン”子育て記録、まだまだ続きます。

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