長男の『好き』を応援する夏休み

凸凹育児(発達グレーゾーン)

夏になると、長男の「好き」が爆発する。
それは昆虫。普段は早起きが苦手なのに、この時期だけは別人みたい。網と虫かごを持って、キラキラした顔で飛び出していく。
母としてはちょっと複雑な気持ちもあるけど、「好き」に向かっていくその姿は、やっぱり応援したくなる。

📚服は前後ろ逆でも、知識は百科事典級

長男は昔から、興味を持ったことに関してはとにかく詳しい。
その知識量と集中力には、正直びっくりさせられる。

服は前後ろ逆に着ていたり、忘れ物だらけの日もあるけど(笑)、
「これはすごい!」と思う瞬間がたくさんある。


💡興味の幅が広すぎる

昆虫、乗り物、電車、働く車、新幹線、仮面ライダー、5色レンジャー、鳥、海の生き物、恐竜…。
普通ならどれか1つにハマりそうなところ、長男は全部同じ熱量で好き。

最近のブームは「毒物」。
毒生物や毒植物の本を何冊も読み漁り、聞いてもないのに豆知識を披露してくれる。
その熱量、別のことにも分けてほしいくらい(笑)。


でも、夏が来ると一度落ち着いていた昆虫ブームが再燃!
普段はインドア派なのに、夏休みは早起きして虫とりに出かけてしまう。
「やっぱり好きなことにはすごい力を発揮するんだな」と、改めて感じさせられる。


📖知識+観察力

昆虫や鳥に関しては、ちょっと珍しいものを見かけても大体わかる。
「これ何?」と長男に聞いてから後でネットで調べると、ほぼ当たってる。

義妹は森の近くに住んでいて、家に入ってきた虫の写真を撮っては長男に送ってくるほど。
家族みんなから、ちょっとした“生き物博士”として頼りにされている。


🦋夏は生き生き!昆虫採集生活

夏になると彼は生き生き!
虫採りのためなら、苦手な早起きもできる。

夫の実家は田んぼや畑が多く、車通りも少ない。
毎週末泊まりに行っては、網を持って虫採り。
近所でも有名らしく、義母いわく「珍しいなあ、最近の子は外で遊ばずテレビやゲームばかりなのに」とよく声をかけられるらしい。


🪲 昆虫の輪が広がる

不思議なことに、実家の近所の人たちはみんな長男に虫をくれる。
最近では、通学路のおじさんや近所の子どもたちからも「差し入れ」として昆虫が届くようになった。
彼の「好き」が、地域の人とのつながりまで作っているのが面白い。

母としては嬉しいような、虫かごが増えるのが複雑なような…。


🤔 母としての正直な気持ち

私は特別昆虫が好きなわけじゃない。
でも、毎年のように昆虫館や博物館に行き、図鑑も一緒に見てきたからか、耐性はできてきた。

「好き」があると、家族まで巻き込んで成長していくんだなと感じる瞬間だ。

毎年夏には百均で昆虫ゼリーを買い足すのが恒例。
ある日、他の親子が「昆虫ゼリーどこかな?」と探していたから、つい案内してあげてしまった(笑)。

(このあたりの“昆虫ゼリーあるある”や、“車でセミを運んだら大変なことになった話”は別記事で!)


💎好きなことは宝物

長男の集中力と知識の深さは、彼の宝物。
凸の部分に目を向けると、苦手なことばかりじゃなくて、ちゃんと輝いている部分が見えてくる。

「好き」をとことん追いかける力は、大人になってもきっと武器になるはず。
親としては、これからもその力を伸ばせるように応援していきたい。

✨まとめ


夏休みは、彼にとって「好き」を全力で伸ばせる大切な時間。
そして私にとっては、その成長をそばで見守る時間でもある。

長男の「凸(得意)」は、知識の幅広さや集中力。ときには「広すぎる興味」に振り回されることもあるけれど⋯。それ以上に宝物のような一面です。

本人にとっては当たり前の好奇心が、私にとっては未知の世界を広げてくれる。
長男を育てていなかったら意識すらしてなかったことに目を向けるようになったのも、そのおかげ。

「母だけど、私もまだまだ成長中!」

最近はトンボの知識がわたしのなかでアップデートされました。 笑

コメント