夫が1ヶ月半の出張で家を空けることになった。
その日、ADHDの長男が、こちらから多くを言わなくても状況を察してくれたことが、ただただ嬉しかった。
でも、その「嬉しさ」が、いつの間にか期待に変わり、長男とぶつかってしまった話。
父が出張に行く日、長男に伝えたこと
夫が出張に出発したその日、長男に話をした。
「今までも助けてもらうことはあったけど、お父さんがいない間は、これから母はいつも以上に家事やいろんなことをしないといけなくなる。だから、長男にも助けてほしい」
すると長男は、すぐに返事をしてくれた。

「わかっとるよ。ご飯つくるよ!」
その言葉がとても嬉しくて、
おもちゃの片づけや、洗濯物を散らかさずにかごへ入れることをお願いした。
最初の週末は、ちゃんと助けてくれた
その週末、長男は弟たちが散らかしたおもちゃも一緒に片づけてくれた。
正直、「頼もしいな」と思った。
……でも、やっぱり続かなかった。
お手伝いは、その土日だけだった。
「なんで僕ばっかり」と言われるようになって
それ以降は、背が高い長男だからできること――
シャッターを閉めることや、下の兄弟二人では難しいことを、たまにお願いする程度。
すると決まって返ってくる言葉。

「なんで僕ばっかり」

「弟たちにも言ってよ」

「僕ばっかり……」
不満の嵐…。
実際には、次男はお皿を出したり、お箸を並べたり、できることをいろいろやっている。
でも長男の目には、それがあまり見えていない。
自分ばかりやらされている、という気持ちが強くなってしまう。
お願いのつもりが、否定に聞こえていた
こちらは「お願い」のつもりで声をかけている。
それでも長男にとっては、「ダメ出し」や「否定」に聞こえているようだった。
これも、彼の特性なのかもしれない。
嬉しかった分、勝手に期待していた
出張に行く前の、あの意気込み。
あれが嬉しかった分、私は勝手に期待して、勝手に落ち込んでいた。
その反動もあって、私も感情的になり、少し喧嘩になった。
その日は、イライラともやもやを抱えたまま過ごした。
翌日、謝った。そして思ったこと
結局、翌日になって、言い過ぎたことを謝った。
こうやって、うまくいかない日もある。
ぶつかることもある。
それでも、あとから謝れた自分のことは、否定せずにいこうと思う。
ちなみに彼は「いいけどさ。」と許す立場を取っていて彼からの歩み寄りはなくて。これもまだ彼には難しいやり取りの一つだなと感じた。
たぶん、こうして何度も行ったり来たりしながら、やっていくんだと思う。
まとめ
言わなくても分かってくれたことが、嬉しかった。
その気持ちは本物だった。
ただ、その嬉しさのまま期待を重ねてしまったことで、
お互いにしんどくなってしまっただけ。
完璧にやろうとしなくてもいい。
ぶつかって、謝って、またやり直す。
今はそれでいいと思っている。
こんなふうに私たちはやっていくしかない!頑張ろう…

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