こどもか、しごとか。
仕事中、10時ごろに保育園から職場へ電話がきた。
「〇〇保育園です。末っ子くんが『お腹が痛い』と言って職員のところへ来ました。便は出たけれど、いつもより少し緩い感じです。
元気はあるけれど『少し寝る』と言って今は寝ています。熱はありません。
もし症状がひどくなったら、再度お迎えのご連絡をします。」
今日はスタッフが2人欠勤で、現場は人手が足りていない日。
とりあえず、様子を見てもらうことにして、上司にその旨を報告。
だけど、なんとなく気になる。
頭の中はぐるぐる…
(水曜日か…明日は木曜で、かかりつけの小児科は休み。病院に行くなら今日がいいかも)
(でも、明日も人がいない…休まないといけないかも…)
休憩中もずっと悩んでいた。
「仕事の代わりはいくらでもいる。
でも、母親の代わりは私しかいない。」
頭ではわかっているのに、すぐには切り替えられない。
自宅にいたら「私はパートだし、母は私しかいない!」と腹をくくれる。
でも仕事中だと、現場の状況が目に見えてしまって早退しづらい。
看護師って、パートでも責任がある。
命に関わる仕事。
簡単にスパッと終わらせて帰ることができない。
結局その日はお迎えの電話はなく、いつも通り退勤。
でも、足早に保育園へ向かった。
満面の笑顔で「ママ〜!」と甘えてくる末っ子。
保育園の先生はこう話してくれた。
「少し寝たら元気になって、給食も食べました。
ちょっと甘えん坊にはなっていますが、ブロックで遊んだりして過ごしましたよ。」
ほっと安心して、末っ子をぎゅっと抱きしめながら駐車場まで歩いた。
夜ご飯はうどんにして様子を見たけど、兄弟たちと元気に遊び、
大好きなウルトラマンのDVDを観たり、変身ベルトで盛り上がっていた。
寝かしつけながら思ったのは、
「よかった」
「でも、すぐに迎えに行けなくてごめんね」
という思いを何度も繰り返す、そんな夜でした。
仕事も育児も全力で向き合うって、ほんとうに大変。
どちらも大事にしたいからこそ、悩んで、揺れて、立ち止まる。
同じように頑張っているママたちへ。
今日もおつかれさまでした🍀
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